03-5493-1116 一般外来は予約なしでも受診可能です。
(発熱、かぜ症状のある方は予約制)

胃カメラ

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)とは

苦痛の少ない内視鏡検査を提供します

胃カメラ検査中のイメージイラスト

胃カメラとは、先端に超小型のCCDカメラが搭載されている電子内視鏡を鼻もしくは口から挿入していき、食道、胃、十二指腸といった内壁の様子をリアルタイムでモニターに映し出して病変の有無などを確認する検査です。内腔の様子を単に観察するだけでなく、疑わしいと思われる病変の一部を採取し、顕微鏡で詳細を調べること(生検)もできます。

≫ 当院の内視鏡検査の特徴

以下のような症状がある方、医師から以下の指摘を受けた方は
胃カメラ検査をお勧めします(例)

  • みぞおちの周辺が痛む
  • 胃の不快感・胸やけ・喉または胸のつかえを感じる
  • 吐き気・嘔吐・吐血の症状がある
  • 体重が急激に減少している
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍を繰り返している
  • 家族が胃がん・食道がんにかかったことがある
  • 塩分を多くとる
  • バリウムによる胃の検診で異常を指摘された
  • 腫瘍マーカーの数値が高い方 など

胃カメラによる検査で
発見されやすい疾患(例)

  • 逆流性食道炎
  • 食道ポリープ
  • 食道がん
  • 胃炎(急性・慢性)
  • 胃ポリープ
  • 胃潰瘍
  • 胃がん
  • 十二指腸潰瘍
  • アニサキス症 など

経口内視鏡と経鼻内視鏡

胃カメラには2つの種類があります。ひとつは、従来からある口から挿入するタイプの経口内視鏡で、もうひとつが検査中の苦痛が少ないとされる経鼻内視鏡です。当院ではどちらのタイプにも対応しているので、お好みの内視鏡を選択することが可能です。

経鼻内視鏡

経鼻内視鏡は先端部の直径が5.4mmと大変細い仕様となっています。鼻から挿入しますが、その際に舌の付け根に内視鏡が触れないので、不快感やえずきなどの嘔吐反射が起きにくく、検査中の苦痛も少ないことから鎮静剤を使用しなくても比較的楽に受けることができます。また検査中でも会話しながら受けることができますので、ご気分や状態を確認しながら検査を進めることができます。

当院では最新の経鼻内視鏡を使用しており、経口内視鏡と遜色ない映像で検査できるようになっています。

なお経鼻内視鏡を希望したとしても、鼻の違和感に耐えられない、もともと鼻腔が狭い、鼻に何らかの疾患(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎 など)があるという場合は、経口内視鏡による検査をお勧めしています。

経口内視鏡

経口内視鏡では、舌の付け根に内視鏡が触れ続けることになるので経鼻内視鏡と比べて嘔吐反射が出やすくなりますが、そのような苦痛をできるだけ緩和するべく、鎮静剤を使用することもできます。これによって検査中は睡眠状態もしくはそれに準じた状態の中で受けることができ、苦痛を軽減して受けることができます。

経鼻内視鏡、経口内視鏡ともメリット、デメリットがあり、どちらがよいかは個人によって異なります。医師と相談の上、選択していただきます。

検査を受けるにあたって

胃カメラ検査を希望する場合、まずは医師の診察を受け、経鼻内視鏡か経口内視鏡を選択し日時を予約していただきます。医師およびスタッフが検査についての注意点などを説明します。検査前日は、21時までに食事を済ませていただき、検査当日の朝は、飲食はしないでください(水分は水に限り飲んでも構いません)。なお、常用薬があるという方は事前に医師へ相談するようにしてください。検査は胃に空気を入れて観察するため、当日はおなかに余裕のある服装(ゴムやボタンで調節できるズボンやスカートなど)でお越しください。なお胃カメラ検査は以下のような流れで行われます。

  1. 消泡剤を飲む

    検査をしやすくするために消泡剤(白い液体)を飲みます。これによって胃内にある泡を除去していきます。

  2. 麻酔を使用

    経口内視鏡では咽頭麻酔、経鼻内視鏡で鼻の中に麻酔をしていきます。

  3. 内視鏡の挿入(検査の開始)

    検査台で横になったら内視鏡を挿入していきます。鎮静剤を使用する場合は投与してから挿入していきます。

  4. 胃内などを観察

    主に食道・胃・十二指腸の内壁を観察し、病変の有無を確認していきます。疑われる組織があれば一部を採取することもあります。ちなみに経口内視鏡の場合、唾液が口の中に溜まるようになりますが、それは飲み込まずに口の横から流し出すようにします。

  5. 検査終了

    通常、検査は5~15分で終了します。
    ※組織採取を行ったときは、もう少し時間がかかることもあります。

  • 飲食は、検査終了1時間後に水を飲んでむせがなければ可能です。
  • 組織採取を行ったときは、刺激のある食事や飲酒は検査後2~3日の間は避けるようにします。
  • 鎮静剤を使用した方は30分~1時間ほど院内でお休みいただきます。また検査当日は自転車、車、バイクの運転はできません。当日は速やかにご帰宅いただきご自宅にてゆっくりお過ごしください。
  • 胃カメラ施行時に胃に空気を入れて膨らませるので、検査後はお腹が張りますが、次第に楽になりますので、心配する必要はありません。

JR京浜東北線【大森駅】東口より徒歩1分

〒143-0016 東京都大田区大森北1丁目2-2 福和ビル3階

03-5493-1116

院長
辻󠄀 雄一郎
診療科目
内科、消化器内科、内視鏡内科
休診日:木曜・日曜・祝日
※受付終了時間は18:15まで
日祝
9:00~10:00(胃カメラ)
10:00~12:00(外来)
14:00~16:00(内視鏡検査)
16:00~18:30(外来)
※最終受付時間は 18:15
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